gv-sunsemillon

 

本種は山梨県果樹試験場において1977年、「笛吹」に「グロセミヨン」を交配して育成された山梨34号であり、2000年2月に農水省から種苗法に基づく命名登録を認められた白ワイン用新品種。 当所は山梨県知事の許諾を得て発表する。 果皮は黄白色、果粒は短楕円形3.4g、果房は390g、糖度は20~21度と高い。 熟期は山梨で8月下旬~9月上旬。 耐病性は強いが晩腐病にはやや弱い。 仕立ては垣根より棚栽培の方が収量 が多く、10a当たり1.8t程度を期待できる。 ワインの香りは華やかでフルーティー、色調はセミヨンに似た黄金色を帯び、バランスよくボディーもしっかりしている。 わが国固有の白ワイン用専用品種として普及させたい新品種である。 親の「笛吹」(ミルズ×アンジェロ・ピローバノ)は山梨果試作出(1955年)の生食醸造兼用品種である。 ワインは甲州とも異なり、親のセミヨンに近く、ほぽ純粋欧州種の昧と香りであり、ミルズからのラブラスカ香は殆ど感じられない。 

[出典元]: 植原葡萄研究所

 

[最終更新日]: 2015年9月18日